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早稲田から国際協力。私たちにできることをひとつずつ「シャプラニール」。

この2014年5月15日まで開催していた「内藤とうがらしラーメンフェア」。
そこで景品として用意されていた「鉄腕アトムジュートバッグ」。

コレ、西早稲田にある国際協力NGO「シャプラニール」と手塚プロダクションとのコラボレーションで生まれたアイテムなのだとか。

高田馬場(住所は西早稲田だけど)にもそんな活動をしている団体があるのですね。初めて知りました。

ということでお話を聞いてきましたよ。

場所は早稲田奉仕園スコットホール。

地下1階にシャプラニールの事務所兼ショップはあります。

中に入るとかわいいグッズがたくさん。

あ、あるある。
手塚プロのキャラクターのアイテムです。

それではフェアトレード担当チーフの勝井さんにいろいろと聞いてみることにしましょう。

勝井さん
「私どもシャプラニールはバングラデシュとインド、ネパールを中心に、貧しい人々の生活上の問題解決に向けた活動を現地及び日本で行っている国際協力NGOです。1972年に設立され、今年で42年目になります」

高田馬場新聞
「そんなに長くですか?」

バングラデシュはインドの東、ミャンマーの西に位置する小さな国。
インド領東ベンガル、パキスタン領東パキスタンを経て1971年に独立を果たした国です。
つまり建国間もない頃から活動を開始した、歴史のある団体のようです。

勝井さん
「現在はフェアトレードや児童労働撲滅のための活動などを中心に行っています」

ここでフェアトレードについて補足をしておきます。
例えばバングラデシュのような発展途上国の原材料・製品を、買い叩くことなく適正な価格で、しかも継続して購入することで途上国を支援する取り組みのことです。
お金をあげて終わり、という一方通行な支援ではなく、競争力のある製品を生み出す自力をつけるための支援をするところがポイントです。
お金や物による支援は、本当に必要としている人に届かないことがままあることから、現在ではこういった支援の形が増えてきています。

しかしその一方で時間のかかる取り組みでもあり、われわれがフェアトレードへ関心を持ち、商品を継続して購入することが何より必要とされています。

高田馬場新聞
「そんなシャプラニールさんと手塚プロダクションさんとはどんなご縁で?」

勝井さん
「アトム通貨の取り組みに初期の頃から関わっています。たくさんのボランティアさんにお手伝いをしていただくので、皆さんにアトム通貨を差し上げています。私どもは海外の貧困問題を中心に取り組んできましたが、気がつけば日本国内にも同様の問題はたくさんあるじゃないか、と」

高田馬場新聞
「アトム通貨も既にできてから10年を超え、日本中に広がっていますね」

勝井さん
「はい。それで手塚プロさんのキャラクターを使ったグッズのお話は以前から頂いていたのです。ただ、私どもの方が技術的にちょっと不安、といいますか……ほら、私どもの製品はひとつひとつ手作りですので……そこに味わいがあるといいますか……」

高田馬場新聞

「あ!アトムが七三分けになっちゃった!的な?」

勝井さん
「いやぁ、さすがにそこまではないですが(笑)。でもビシッと均一なものができるかどうか不安があり、せっかくの手塚先生のキャラクターなのに、と。
でも、プリントなら版を作るわけだし、そこまでおかしなことにはならないだろうと思い、今回お受けするに至ったというわけです。
デザインは『ガラスの地球を救え』のメッセージの中から、手塚氏が作品を通じて語り続けてきた、子どもたちの「夢」や「自然」の素晴らしさ「生命」の尊さ、「地球」の未来の4つのメッセージを抜粋し、キャラクターとあわせたものになっています」


ジュートバッグ レオ 2,280円


裏面にメッセージが書かれています。

高田馬場新聞
「とても綺麗にできているじゃないですか!」


勝井さん
「ありがとうございます。試行錯誤の結果、なんとかかんとかできあがりました」


ジュートバッグ レオ 2,280円

レオをモチーフにしたグリーンが人気のようです。

勝井さん
「そうそう。あちらにはライオンがいないので、現地で生産を担当している現地のスタッフが、『?これ、ウサギじゃないの??』って言ってたそうです(笑)」

あやうく耳の長いレオ!!

確かに白いし、、って(笑)。


手すき紙のノート レオ 1,500円

このノートは手すきの紙の優しい風合いが良い感じです。
こんな感じで手すきが行われているとか。

その他にもレターセット(830円)や、

ブラックジャック柄の一筆せん(830円)。
こちらも手すき紙です。

木彫りのはんこセット(1,600円)があります。

高田馬場新聞
「この木彫りのはんこって、心配されてた手作りの一点ものでは??」

勝井さん
「そうなんです。内心かなり心配していたのですが、実際に出来上がってみるとブラックジャックの顔の傷など、細かなラインも綺麗に再現されていて、とても満足のいくできあがりだったのです。ちなみにこのはんこはネパールで作っています」

なるほど。

案ずるより横山やすし。

ですね。

怒るでしかし!



ちゃうか(笑)。




勝井さん
「ちなみに、このグッズを作るに当たってはクラウドファンディングを通じて支援者を募るということにも挑戦しました。その結果、目標以上の145名の方から936,000円のご支援をいただくことができ、こんなに素晴らしいグッズができ上がったのです」

ふむふむ。
確かにクラウドファンディングなど支援の形も多様化してきて、私たちも参加しやすい仕組みができていますよね。
シャプラニールのホームページにもある「私たちにできることをひとつずつ」、まさにこの一言に尽きると思います。
誰かに対して自分ができることは何かを考えて行動に移す、そんなことが私たちの街を、国を、世界を変えていくのだと思います。

ぜひ一度、シャプラニールさんに足を運んで商品を手に取ってご覧になることをお薦めします。
今回ご紹介した商品やその他のフェアトレードアイテムはコチラからも購入できます。

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DATA
特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会
住所 東京都新宿区西早稲田2-3-1早稲田奉仕園内
電話番号 03-3202-7863
業務時間 10:00~18:00
休日 月、日、祝、年末年始
ホームページはコチラ

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