明治通りと早稲田通りの交差点、馬場口から早稲田方面へ少し歩くとインド大使官邸があります。
その脇の細い通りを西早稲田方面へ入ったところに「茶々工房」があります。

聞くところによると、なにやら「日本茶」の「カフェ」なのだとか。
高田馬場らしくない、落ち着いた佇まいですね。

店内もゆったりとした雰囲気です。

店内には和テイストの雑貨が並んでいます。

こちらが店主の相澤さん。
お母様が作る雑貨を売るお店として、日本茶のカフェを出したのが2004年のこと。

現在はランチタイムだけお二人で、あとは相澤さんお一人で切り盛りしておられるそうです。

高田馬場新聞「日本茶のカフェ、なのですよね?」

相澤さん「はい。日本茶を中心にしたカフェです。ランチタイムはおにぎりセットと日替わりの丼セットをお出ししています。あと夜はアルコールもお出ししています」

高田馬場新聞「なるほど。お客さんはどういった方が多いのですか?」

相澤さん「ランチはOLの方が多いかな。あとは夕方にかけて学生さんも来られますね」

高田馬場新聞「こちらの雑貨は全てお母様が作られたものですか?」

相澤さん「母が作ったものは1/3くらいですね。あとは委託で置いているものなどです」

高田馬場新聞「お茶は販売もしているのですね」

相澤さん「ええ。お茶の淹れ方についてもご説明していますよ」

高田馬場新聞「そう言えば私、自分でお茶って自分で淹れたことないです…」

相澤さん「じゃぁお淹れしますのでご覧ください」

茶釜ではお湯が沸いています。沸騰はしていません。

そして茶葉を急須に。

急須にお湯を注ぐ前に、器を2つ使って何度もお湯を入れ替えています。

高田馬場新聞「それは、何をしているのですか?」

相澤さん「お茶を適温になるまで冷ましています。緑茶は温度を低めに淹れるのが良いんですね」

高田馬場新聞「何度くらいですか?」

相澤さん「茶葉によっても異なりますが、ウチでお出ししているものでは高いもので65〜70度、低いものだと55度が適温です。このくらいの温度が甘みとうまみが一番感じられる温度です。これが高くなると渋みと香りが強く出て、甘みと旨味が出にくくなります」

高田馬場新聞史上、最も知的な記事になりそうな予感です。
今日はこの線で行きましょう。

そしていよいよ湯のみに一番茶が注がれます。

相澤さん「10月〜3月の季節限定でお出ししている“刻の蔵”という鹿児島のお茶をお淹れしました。これは低めが適温なので、55度前後にしています。どうぞ」

湯のみを上から見ると、桜の花びらの形状をしています。

ごくり。
あ、なんだろうこの飲んだことの無い甘みは。
そして甘みの向こうにある未体験の味覚。

奥にある器には、冷ます用のお湯が入れてあります。
これで2番茶を飲むようです。

そしてさらにその奥のポットからお湯を注ぎ、冷ましながら楽しむと言うからくりです。
追いオリーブならぬ、追い湯ですね。

高田馬場新聞「なんか、今まで飲んでいた緑茶と全然違います。たぶんお湯の温度が高かったんですねー」

相澤さん「ぜひ今度、同じように淹れてみてください」

高田馬場新聞「あとは緑茶って、健康に良さそうなイメージもありますよね」

相澤さん「緑茶に含まれるカテキンは体脂肪を減らす働きがあると言われていますし、あとは抗菌作用があり風邪予防などにも良い飲み物です」

そうか。身体も良くなって心も落ち着く。
緑茶ってなんだか良いコトだらけじゃないですか。

とは言えお茶ばかりじゃやっぱり寂しいので、甘味もあります。
こちらは人気の抹茶クリームあんみつ。

甘すぎず男性でも美味しくいただけました。

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SHOP DATA
日本茶カフェ 茶々工房
住所   東京都新宿区西早稲田2-21-19
電話番号 03-3203-2033
営業時間 12:00~22:00
定休日  日曜・祝日
土曜営業 ランチ営業

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