戸山公園の脇でず〜〜〜っと長いこと工事をしていた、例のアレ。
いよいよ竣工するみたいだねと、アチラコチラで噂を聞くようになった例のアレ。

この度ご縁があって、内覧会に行ってまいりました。

高田馬場遠景

(画像をクリックすると拡大できます)

アレってなんだっけ……ってみなさん。
この写真の真ん中あたりに移っているビルが、ソレです。

我らがビッグボックスも、めっちゃ小さくですが写っています。

夕焼けを望むガーデンタワー

夕焼けにたたずむこのビルは、その名も「住友不動産新宿ガーデンタワー」。

なんやー!高田馬場じゃないんかいーー!!!!

 

発表会でも新宿から1.5km圏ということをアピールしていたし、「高田馬場」より「新宿」の方が都会のイメージはあるわなーとか、すこしやるせない気持ちになりました。

 

それはともかくとして、2〜22Fまでのオフィスフロアと23〜37Fまでの賃貸マンションからなる、複合型のビルがいよいよ高田馬場にできあがりました。

それまでJR東日本の社宅があった土地を2005年に取得、リーマンショックや東日本大震災などといったインパクトによって、計画は何度となく見直しがされながら、ようやく2016年4月に日の目を見たのだとか。

ちなみにこちらのオフィス&賃貸棟の南には、一足早く完成した分譲マンションが同敷地に建っています。

 

こちらは諏訪通りから見た物件のイメージパースです。

交差点から

実際はこんな感じ。ちょっと天気が悪かったのが残念。

全景
この写真手前にある「ベルサール高田馬場」というのはイベントスペースです。
ベルサールの紹介については後述します。

 

まずは新宿ガーデンタワーのオフィス部分からご紹介していきましょう。

オフィス棟へのアプローチ

諏訪通りからゆるやかな坂を上がったところにオフィス棟があります。
上の写真はオフィス棟の手前で諏訪通りを見下ろしたもの。

オフィスエントランス

エントランスはこんな感じ。
うん。どこにも高田馬場的な要素が感じられません。

うむ。新宿を名乗りたくなるのもわかる気がします。ですがここは高田馬場なんです。
これからこのビルに通勤することになる人たちは、遅かれ早かれ気づくことでしょう。

「ここは新宿じゃない!」ってことに。
その日が早く来るのを願ってやみません。

ところでこの度、超広角レンズを備えたカメラを入手したので、撮ってみました。
このカメラ、西早稲田の会社が作っているのですが、その話はまた別の機会に。

 

オフィスフロアに上がりました。

オフィスフロアー

広っ!!

もちろん引っ越し前なので、床には何も貼っていないむき出しの状態です。
ここで働く人たちが見ることの無い、オフィス空間を見ていると思うとちょっと嬉しくなります。

オフィスフロアー

人ちっちゃー!

聞けば1フロア816坪。それだけの広さに加えてどこにも柱が無い!
ビッグボックス何個分になるのでしょうか。規模感がよくわかりません。

レイアウトプランを見ると、1フロア816坪に476名ってなってました。
476名×19フロアとして9,000人の人が、毎朝このタワーに通うようになるってことですよね。

JR山手線と西武新宿線の戸山口ってめっちゃ小さいんですけど、大丈夫なんでしょうか。
朝の新橋駅とかみたいにプラットホームまで人があふれて行列、なんて事態もありえそうですね。

高田馬場新聞は戸山口のヘヴィユーザーなので、今から戦々恐々としております。

 

そうは言っても新たなお仲間が高田馬場に増えることは、とても嬉しいことですね。

 

そして次に案内されたのが、賃貸マンションエリア“ラ・トゥール新宿ガーデン”。
23階から37階がそれに該当するそうですが、もちろんオフィスフロアとはエントランスが別に設けられています。

これがそのマンションフロアのエントランス。イメージパースですが。

ラ・トゥールのエントランス

なんですか、この高そうなの!!!
ラ・トゥールのエントランス

実際の写真で見ても相当なもんです。
24時間バイリンガルのコンシェルジュサービスがあるんですって!

 

モデルルームを見せていただきました。

リビング

ここから高田馬場を見下ろしながら、ワインなどを飲んじゃうんでしょう。

ほら。

ラ・トゥールのイメージ

もう!!!

ラ・トゥールのイメージ

素敵すぎる。
人生どこからやり直したらここに住めるか考えてみましたが、どこまで遡っても、私の人生にこの部屋向きに進める人生の岐路は見当たりませんでした。

とはいえまぁ、ここは我らが下町の高田馬場ですからねッ!……とツンデレで行こうとして気づいたんですけど、高田馬場ってそれこそ新宿に比べて周囲に視界を遮る建物が少ないし、すぐ隣には戸山公園で緑いっぱいだし…。

 

これ、超掘り出し物件なんじゃないかって思えて来ました。
もちろん今んとこ、住めるライフプランの持ち合わせはありませんが。

新宿方面

新宿方面の“ビュー”です。
「見ろ!ヒトがゴミのようだ」と、かの名言を吐きそうになりました。

スカイツリー方面

スカイツリー方向にも視界が開けています。

どんな人が住むんだろう。これから飲み屋で一緒になることもあるでしょう。
仲良くなれるかな。

 

ラ・トゥールの高級っぷりにうちのめされつつ下界に降りました。
小さな建物が目に入ります。

認可保育園ができます

これは諏訪通りの交差点南西角にある建物。
認可保育園が6月にオープンするそうです。
あと何かしらの飲食・物販系のテナントが入るとのことでした。

 

そして諏訪通りに面したところに立地するのが、イベントホール「ベルサール高田馬場」。
ここの名前だけ「高田馬場」になっているところに、街になじもうという意図を感じるのはうがった見方でしょうか。

ベルサール入り口

諏訪通りから上がったところにある入り口から、地下のホールへと降りて行きます。
エスカレーターでおりていく動線が心を高ぶらせます。

 

ベルサール

そしてホールへ入ると…

ベルサール高田馬場

広っ!!!!

てか、たぶん写真じゃ全く伝わらないですよね。

ベルサール高田馬場

(画像をクリックすると拡大できます)

一応超広角カメラで撮った画像も置いておきますが、百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。
とりあえず、なんかしらのイベントで、こちらをのぞいてみることをお勧めします。

 

ホールの上にあたるスペースは、芝生が植えられた緑地になっています。
ベルサールの上は緑地

そしてこのホール、災害時の一時避難場所としての機能を担うことも想定して作られています。

大地震があった場合に、オフィスで働いている人たちが余震の揺れを恐れてホールに避難してしまっては意味がありません。
そこで、オフィスビルには免震構造を採用し、働いている人がオフィス内で安心して待機できるようにすることで、ホール側の受け入れキャパシティをフルに活用できると。

「平時にはイベントを通じて“にぎわい拠点”に、有事には“防災拠点”として地域に根ざして行く」との説明がありました。

もちろんこちらの緑地は公開空地として一般に開かれています。ここでお昼ごはんを食べるのも気持ち良さそうですね。

 

 

ちなみに2016年4月29日(金)から5月8日(日)までの10日間、このベルサール高田馬場で「大江戸ビール祭り」が開催されますから、そちらにもぜひ、足を運んでみてください。

高田馬場新聞も「高田馬場案内所」を設置しますから、アフタービールを楽しむお店を相談できる場所として、ぜひご活用ください。

 

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DATA
イベントスペース ベルサール高田馬場
住所   東京都新宿区大久保3-8-2

新宿ガーデンタワー/ラ・トゥール新宿ガーデン
住所   東京都新宿区大久保3-8-3


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