高田馬場新聞は東京高田馬場の粋な情報を発信するWEBマガジンです。

有名人のファンもいっぱい。映画やドラマに出てくる昔ながらの純喫茶「ロマン」

何となく気になっている事があると、それについての情報が勝手に入って来たりします。髪を切ろうかなぁと思っている、すると道行く人のヘアスタイルを何気なく気にして見てしまう。そんなことって何となくないですか?

 

平日の夕方、ボーっとテレビを見ていたら高田馬場の喫茶店がテレビに出ていました。「アッ!馬場の喫茶店だ」と思ってついつい見てしまう…。さっきの何となくは要するにこの感じのことで、高田馬場新聞に携わっていると良くある事でもあったりして。

 

ちなみに、紹介されていたのはとてもいい雰囲気の喫茶店。

高田馬場駅前の稲門ビル二階(一階がパチンコ屋さんのコクサイセンター)にある「ロマン」と言う喫茶店。その瞬間、「あっ、何か色々お話聞いてみたいなぁ~」ってそう思ったことが今回の取材のきっかけでした。

 

見たこと行った事あるひとも大勢いるかと思いますが、お店は稲門ビルの中二階。看板の横の階段を上がると直ぐにお店の入り口です。

ちなみに、山水ビリヤードやマクドナルド、牛タンの「ねぎし」なんかもこのビルにあります。

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※ロゴのデザインが昭和な感じでとてもいいですよね。

そうそう、番組内では店内の雰囲気から名物料理やお店の特徴、エピソードなど盛りだくさんの内容でした。※ちなみに番組名はnews every(日本テレビ)でコーナー名が「レトロなビルで営業中!懐かし名物の繁盛店」

 

テレビの企画は盛りだくさんの内容でしたが、やはり一番気になるのはお料理でして…。

ナポリタンに卵黄をのせた、その名も「スパゲッティロマン」というメニューが紹介されていて、これが何ともおいしそうだったのです。(写真は後にします)

 

先ずは取材のお声がけにとお店に言ったところ、思った通りの雰囲気の良さ。お邪魔した時は土曜日だったので、学生やカップル、高田馬場界隈の大人たちで賑わっていました。僕は窓際の席に座りゆったりした時間を過ごせてとても快適でした。お会計時の取材依頼もご快諾。快適で快諾です。

窓際の席はこんな感じで

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中に入ると中央に大きなテーブルがあってゆったりとした空間です。

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そして迎えてくださったのは喫茶ロマンの細井淑子さん。

淑子さん   いえいえ、本当に!いえいえ本当に本当に!もう私の写真なんてやめてください(笑)

ということで最後まで写真を断られました。(笑) 残念!

細井淑子さん、爽やかで上品でその場がパッと明るくなる感じの雰囲気の方で笑顔もとっても素敵な方でしたよ。

お話を聞くと、喫茶ロマンはこの稲門ビルが出来た当初からテナントとして入って今年で開業48年になるそうです。当時は喫茶店がこの近辺に少なかったことからお店はとても忙しかったそうですよ。今はご家族3人でお店を切り盛りしていますが、その当時は忙しく8人近くもアルバイトさんがいらっしゃったようです。

何となく当時を想像すると楽しくなりますね。

なぜなら、もっとも僕は生まれてもいないし香川県の田舎育ちだから当時の都会なんて分かりっこも無いんですが、ほら?昔放送していた中村雅俊さん主演の「俺たちの旅」ってドラマ。僕はあのドラマが好きでしてね。そう言えばこれも日本テレビ系列だったように思いますが、再放送で小さい頃よく観ていたんです。そんなところから想像すると何か青春を感じるなぁ~なんて思ってしまいましてね(笑)

 

とりあえずそれはいいとして、お店の話にもどしますと…。

 

48年前…。

当時はあまりなかった喫茶店。始めたきっかけは今のご夫婦のお父さんの発案だったそうです。これは想像ですが、どうしても喫茶店をやりたいお父さんは当時出来たばかりの稲門ビルで「ここだ!ここで他でやっていないことをしたい!そうだ喫茶店がいい!」なんて思ったのでしょうね。そしてすぐさま行動!

そしてお父さんが資金集めとお店作りを担当して、お店は今のご夫婦が切り盛りを担当することに。

人望があったお父さんは資金集めには苦労しなかったみたいで、お店作りは順調に進んで行きました。喫茶店を始める前は二人ともにお勤めをしていて、広告代理店と会社の事務をしていたご夫婦。半ば強引にお店を始めるとなって、飲食店へ修行に行き、コーヒーなんて入れたことなかった二人はコーヒーのメーカーの方から色々教わってそれは大変だったそうです。でも、それを話されている淑子さんは楽しそうでしたよ。

 

それにしてもお店が出来てしまうのですからすごいですよね。うん、凄い。

当時、この界隈に少なかった喫茶店は、メニュー開発などサービスの試行錯誤とご夫婦の努力とで良く流行って大忙しで大変だったそうですが、お父さんがお店を作るのに借りた返済も大変だったそうですよ。

それで48年です。続けて行くことがスゴイですよね。

古くからあるだけではない何かお客様を引き付ける魅力があるからこその48年だと思います。

 

さぁ!そろそろお食事をいただくことにしましょうか。

もうコレしかありませんね、「スパゲティロマン」です。supagetieroman

生卵がナポリタンに入っているのは、カルボナーラの生卵がアイデアのきっかけとのこと。

ナポリタンに絡めることで味がよりまろやかな口当たりになって美味しかったです。

 

嬉しい事にお味噌汁もセットでついてきますよ。

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カレー、ハンバーグ、ステーキと何でも味噌汁の僕にはとてもうれしいサービスです。

 

さてさて、麺類食べるの早い僕はペロッと食べてもう一つ気になっていたメニューへ。

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そう!ミルクセーキです。

僕が小学生の頃、大きなスクリーンで生まれ始めて母親と映画(南極物語)を観ました。その帰り母親が喫茶店に連れて行ってくれましてね。その時飲んだミルクセーキがずっと思い出に残っていて何とも懐かしくて(笑)

高松の何て名前の喫茶店だったかな~、もう忘れましたけどね。

ミルクセーキはそんな時のことを思い出させる優しいお味でしたよ。

 

いいですよね。喫茶店。

いいですよね。ロマン。

 

そうそう、映画やテレビの撮影などでロケ地としてよく登場するロマンは芸能人のファンも多いようです。通っているといつかバッタリ会うこともあるかもしれませんね。この手の話は、ことミーハーな僕は長く語ってしまうので今回はこのくらいにしておきます。

 

ご飯続きをもう少し続けて、日替わり弁当のご紹介です。

「日替わり弁当A」「日替わり弁当B」と2種類あって肉と魚に分かれています。ランチタイムはコーヒーか紅茶のサービスがあるのでお得ですよ。

お肉の方と…

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お魚の方…

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そうそう、夜はお酒も飲めるので「静かにゆっくりビールのみたいなぁ~」なんて人にはいいかもしれません。

 

そういえば、今でも昔通っていた学生さんが名懐かしくお店へ足を運んでくるみたいです。遠くから子供を連れて時々お店を訪れる方もいらっしゃるそうですよ。青春の時の思い出はいつまでも心に残って時々その当時に戻りたくなるのかもしれません。

そんなお客様との出会いやふれ合いが一番の仕事の楽しみって淑子さんも仰っていました。(なんかいいなぁ、こういうの)

 

今の時代、都会の喫茶店と言えばチェーン店ばかりで、安くて狭くてワイワイガヤガヤでね。スマホやノートパソコンで何となく自分だけの世界作ってね。まぁオンラインも悪くはないけど、たまには小説でも読みながら、街の景色やお店の雰囲気を感じながらミルクセーキと一緒に時間を過ごすのもいいかもしれません。

それではまたロマンで新しい何かを見つけたら報告しますね。

ロマンのスタッフの皆様、取材にご協力くださった細井淑子さま、この度は取材のご協力いただき本当にありがとうございました。

次回は喫茶ロマンで高田馬場新聞の記事でも書こうかなぁ~。大学ノートと鉛筆で。いや、やっぱりノートパソコンで(笑)

記事 高田馬場新聞 三瀬達也

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SHOP DATA

ロマン

住所 東京都新宿区高田馬場2-18-11 稲門ビル Ⅿ2F(中二階)

電話番号 03-3209-5230

営業時間 AM11:30~23:00

【月~日】※年中無休(但し、年末年始はお休みさせていただきます)

※全フロア喫煙可

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