西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」

西早稲田支局特派員えびすいがお伝えします。

今年(2017年)3月、西早稲田3丁目に「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」というたこ焼きバーがオープンしました。

このお店、夜に西早稲田を行き帰りする人の中で知らない人はいないのじゃなかろうか。

赤いド派手な看板にタコなのか天狗なのか、たこ焼き屋なのでタコなんだろうけど赤地に金色の巨大なオブジェが貼り付けてあります。

早稲田通りにたこ焼きの焼き台が面していて、お兄さんがたこ焼きを焼いています。

お店の入り口もガラス張りで、店の外からも中がよく見えるし中からもよく見えるので、お店の前を歩くと中から「おにいさん、たこ焼きどう!?」って威勢よく呼びかけられます。

オープン当初はお店の人もかなり気合入っていたみたいで、界隈に住むある知人は、声かけられるの苦手だからわざわざ逆側の歩道を歩いている、と言っていたくらいです。

冒頭の写真は、そんなノリがいい「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」のお兄さんたちです。
左から 共同オーナーの山西さんとしゅうさんのお二人、そしてジェイさん、拓さんです。

写真撮りますよ〜って撮り始めたら、シャッター切るたび延々とポーズを決めてくださいます。
延々と、延々と。

西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」

「あんたら、もうええねんっ!!」って思わず言いたくなります。

関西の人だとお分かりだと思いますが、そう、ここはツッコミを入れて正解のところですね。

こんな大阪ノリのたこ焼きバーなのは、山西さんが大阪でバーを経営されていて、今年、東京進出されたからです。

ぼくもオープン当初はこのノリが果たして西早稲田で受け入れられるのだろうかとみていたのですが、最近はお客さんで賑わっているのをよく見かけるようになりました。

高田馬場駅からこのあたりまでくると、常連客がついたわりと静かめな居酒屋さんやバーが多くて、賑やかでパブ的なお店は場所柄難しいのかなと思っていたのですが、「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」の功績はそこを打破したところですね。

西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」
※これは、4月、オープンした頃に撮った写真ですね。

おそらくは今まで、この界隈を素通りして帰宅していたであろう若いお兄さん、お姉さんを呼び込むことに成功していると思います。
深夜遅くまで店を開けていることと、外からもお店の中が見えて楽しそうなので、周辺の飲食店などで仕事を終えた方々、女性のお一人様、お二人様が帰り道に気軽に一杯、立ち寄ってらっしゃるのがわかります。

もう一つのポイント、高田馬場一番の美味しいお好み焼きのお話です。

まず、高田馬場には他にもお好み焼き屋あるんじゃけぇのぉ、という問いに答えておきます。

広島の方たちから怒りを買うことを承知で書きます。

高田馬場+お好み焼きで検索すればいくつもお店がでてきます。
くら橋さん、れもん屋さん、めっちゃ美味しいですよ。
ぼくも大好きです。人気店ですよ。

せやかてそれ、広島焼きやん、お好み焼きちゃうやん。すんまへん。
わし奈良県出身、ギリ元関西人なんや。すんまへん。

へてから、もんじゃxsddafajld,,,,,,
高田馬場新聞的にご迷惑がかかるかもなのでこのへんにしときます。

高田馬場のお好み焼き事情に関しては一家言ありますので、またどこかで書きます。

西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」

で、これが正当な大阪のお好み焼き、豚玉です。
ふわっふわに焼いて出すため、時間がかかります。
鉄板焼きで使う、丸いステンレスのカバーで蓋をして、じっくり焼きます。

東京の人だと、自分で焼く食べ放題のお好み焼きか屋台のパンパン押しつぶしたお好み焼きしか食べたことないかもですね。
これを食べたら、別の食べ物だと認識すると思います。
お店によりますが、関東ではお好み焼きじゃないといわれるのを見越してか、お好み焼き・豚玉と呼ばずに山芋ふわふわ焼きといった別の名前をつけているところもあります。

ぜひ、「お前まんまるやん!」のお好み焼きを食してみてくださいね。

この記事ではお好み焼きにスポットを当てましたが、他にも豚平焼き(とんぺいやき)、ガリ天(紅ショウガの天ぷら)といった大阪のローカルフードがメニューにあって、関西出身の人は結構うれしいのではないかと思います。

西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」

豚平焼きの写真を載っけようと思ったのですが、かつお節満載なので一見なにかようわからんかったので、豚平焼きと書いたメニューにしておきました。
豚平焼きに限らず、メニューには赤字でしょうむないことがたくさん付け加えられています。
結構書き込まれているので、これを読んでいくだけでも楽しいですよ。
天ぷらの項目は必見です。

肝心のたこ焼きを紹介するのが最後になりました。
たこ焼きは6コ入りで300円、かなり良心的です。味はプレーン、ソース、塩、しょう油、ポン酢、ダシの6つから選べて、ネギ、玉子のトッピングをつけることもできます。
「高田馬場せんべい」もあるので、「たこせん」で食べることもできます。

西早稲田3丁目・たこ焼きバー「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」
※こちらは6コ入りのダシバージョンです。ダシにつけて食べる明石焼きは食べたことがありましたが、ダシにぶち込んだたこ焼きを食べるのははじめてでした。小腹を満たすのに丁度いい感じです。

まだまだ書けるんやけど……。

ここまで書いてきましたが、「口中ズルムケBAR お前まんまるやん!」、まだまだ書きたいことがあるのです。
今まで高田馬場はたこ焼き不毛の地であったこととか、山西さんは元吉本のお笑い芸人であったとか、しゅうさん拓さんは学生時代ラガーマンでムキムキだったとか、豚平焼き、ガリ天、たこせんは、東京の人は文字だけではぴんと来ないかもなとか、スタッフも最近いろんな方が増えて…とかもろもろ。

長くなるのでこのへんでおいときます。

以上、西早稲田支局特派員えびすいがお伝えしました。

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SHOP DATA
口中ズルムケBAR お前まんまるやん!
住所  東京都新宿区西早稲田3-28-1
電話番号 03-6205-6866
営業時間 18:00~ミッドナイト
※お客さんがいればかなり遅くまでやっています。
定休日  不定休


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